北海道で生まれ育ったので、中学と高校の修学旅行では青函連絡船で津軽海峡を渡りました。港町室蘭で育ったので船には馴染みがありましたが、大型の客船に乗客として乗るのは初めてだったので、とても新鮮だったことを覚えています。大学で関西に来てからは、瀬戸内海では関西汽船の修学旅行船「わかば丸」と「ふたば丸」が活躍したことを知り、東海汽船の客船も時々修学旅行に使われていることを知り、羨ましく思ったものでした。

 長・中距離航路のフェリーも修学旅行に使われることもあるようですが、若いころに、船に乗って、その役割を知り、また魅力にも接してもらう体験をする事はたいへん大事なことだと思っています。

 数年前に、苫小牧から仙台航路のフェリーを修学旅行に使ってもらうためのファムトリップに講師として乗船したことがありました。

 また、この9月には、大学で船舶工学を学ぶ学生のための研修フェリー旅行に同行して、名門大洋フェリーの山本哲也常務の「フェリー講座」を聞かせていただき、小学生から大学生まで、様々なイベントにフェリーを使っていただきたいと強く思いました。「フェリー講座」で配布された「船で行く修学旅行」はたいへんよくできた資料ですのでご覧ください。山本常務の「フェリー講座」のパワーポイントも近々ホームページに掲載してみていただこうと思っています。

                 事務局長 池田良穂

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