Shippaxのメールニュースが配信されましたのでお届けします。
トップニュースは、2025年4月1日現在の「世界の在来型カーフェリーのランキング:トップ20」です。総トン数では、グリマルディ、ステナ、GNV、アッティカ等が並び、日本では新日本海フェリーが19位にランクインしています。
事務局長のドイツ港町紀行で紹介されたFRS Expressは、ドイツ以外でも事業を拡大しており、カリブ海での事業に新たに双胴高速客船TOPAZE EXPRESSを追加投入するとのニュースが掲載されています。
欧州ではフェリーおよびRORO貨物船への帆装が増えていますが、本ニュースではNEOLINER ORIGINとPCCの事例が紹介されています。
韓国のインチョンと中国の秦皇島との間の航路用の新造カーフェリーQinren New Eraのニュースも。中古フェリーが多かった中国~韓国間のカーフェリーも、中国製の新造フェリーが次々と建造されて船質改善が急速に進んでいます。
クルーズではRCIのアイコンクラスの第3船「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」が進水し、来年夏には竣工とのことです。世界最大の25万総トン級のアイコンクラスは4隻目まで発注されており、同時に23万総トンのオアシスクラスの第7船もすでに発注されています。アイコンはマイヤーのフィンランドの造船所、オアシスはフランスの造船所での連続建造が進んでいます。