今ではクルーズ客船とカーフェリーには欠かせない横揺れ軽減装置である「フィンスタビライザー」が、日本人の発明であることは周知のとおりですが、その生みの親である元良信太郎氏(三菱重工長崎研究所所長・社長を歴任)のことを、ご子息の故元良誠三氏(東京大学・船舶工学科教授)がラメールに寄稿している記事を、ラメールの電子化をする中で見つけました。ブルーバックスの「新しい船の科学」を執筆する時に、フィンスタビライザーの特許がイギリスに渡った経緯を三菱重工に確認した時には「判らない」との回答でしたが、この記事の中でようやく確認ができました。
                       事務局長 池田良穂

カテゴリー: 学会ニュース

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です