先のメールニュース(2025-84)の中でも紹介しました国土交通省海事局が設置した「クルーズ振興有識者会議の記者発表の内容について、少し詳細にご紹介します。
委員会の正式名は「日本のクルーズ市場の持続的発展へ向けた有識者会議」で、同会議が設定した目標は「2030年までに日本のクルーズ人口を現状の約5倍の100万人に増やすこと」です。
同会議の正式の報告書は7月中に海事局から公表される予定ですが、最終会議の後に記者会見が開催されて報告書の概要が公表されました。添付のものは、その時の記者発表内容と、参考資料です。
日本のラグジュアリおよびウルトララグジュアリクラスについては、新しい邦船も登場し、また海外船もたくさん日本に寄港したり発着クルーズを実施するようになっており、民間会社の手で順調に成長すると思われますし、ディズニークルーズの日本籍船による東京発着の定点定期クルーズが2028年から始まり40万人のクルーズ客を見込んでいます。
問題は、一般の方が気軽に乗れるプレミアムからカジュアルのクルーズをいかに増やしていくかということになります。ここは現状では外国船社に依存せざるを得ない状況ですので、「ダイヤモンドプリンセス」、「MSCベリッシマ」に次ぐ第3そして第4船目をいかにして日本発着クルーズに誘致するかにかかっています。セレブリティ、キュナード、RCI、NCLなどは可能性が大きそうですので、ぜひ年間を通じた日本発着クルーズに誘致したいものです
その先には、ディズニーに次ぐ大型の日本籍クルーズ客船を登場させて、できれば日本の造船所での建造を実現したいと夢見ています。