香川の関会員から下記の情報をいただきましたので
配信させていただきます。↓

太平洋フェリーの新造船「きたかみ」が、先週7月4日に三菱造船下関にて予定より1日遅れ(台風接近で延期)で進水しました。(既にSNS等で当日の映像は沢山出回ってるので、あまりヒットしない画像を添付に選択。)
今回は、船台の進水重量に1,000tw以上の余裕があるからか?アンカー取付状態での進水はステムが引き締まってカッコイイですねV。
見ての通り、推進システムはブラケット支持のPBCF付2軸2舵4翼内廻りCPPです。
近接のように見えますが航海速力も高速航行がさほど要求されない船なので、これがスタンダードなものか?(建造所も発注船社も謳ってはいない・・・)
(諸元)
総トン数≒14000GT
Lop≒192.5m
B=27m
V=21.5kt(Vmax 24.0kt)
Emax=8000kw×2
P=535名
トラック=166台(8t換算)
乗用車=146台(換算?)

今回はセールスポイントを船のハード面よりキャビン一択に置いているようで利用者としては使い勝手の良い部屋が造られることを期待したものです。
進水完了併せて開設された船社の特設ページhttp://www.taiheiyo-ferry.co.jp/kitakami_new/

困るのは、大人の事情でw船価を吊り上げるためなのか?どうかは知りませんが、メンテの事も考えずに訳の分からないものを付けて経年劣化で見苦しくなるのが利用者としては正直乗船して困惑します。

就航予定は来年1月25日からですが、この時期は例年定期ドック期間でもあるので苫小牧発の方が仙台を超えて長く、且つ効率的に乗船できるかも知れません。
来年の話ですが乗船を検討中の方はご一考を!

この日はドック明けの「Fげんかい」も関門海峡を通峡したり(この船を見てたら大時化の玄界灘を対馬に向けて乗船したくなったw)、
その他いろいろ下関~北九州を堪能し充実した一日でした。

香川県.関)

カテゴリー: 学会ニュース

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