4月23日に配信したMaritime Todayのニュースに関して、田中会員から下記の
ご指摘と、追加情報をいただきました。
 うっかりバンクーバーと書いてしまいましたが、ご指摘の通りシアトルの間違い
です。ご指摘ありがとうございます。
 バンクーバーからのアラスカクルーズには1992年に「サンバイキング」で、
シアトルからのクルーズには2000年に「ビジョン・オブ・ザ・シーズ」に乗船しました。
シアトルから乗船したクルーズは、ちょうど、バンクーバーに対抗してシアトルがアラスカ
クルーズの発着港として名乗りを上げていた時で、その宣伝もかねてアラスカクルーズの
前にシアトル発でカナダのビクトリアへの3泊4日の短期クルーズを実施たものでした。
ちょうどシアトルで海洋開発関連の国際会議があり、同道した学生たち6名でショートク
ルーズを楽しみました。
カボタージュ規制をクリアするためにカナダのバンクーバー発にしてアラスカ(米)への
クルーズとしていたのですが、シアトル(米)発にしてもカナダにワンタッチすればカボ
タージュはクリアできます。ただ、クルーズ期間が少し長くなりますが。
                       事務局長 池田良穂

以下、田中会員からのメールです。

日本クルーズ学会事務局 御中

送付いただきましたメールのリンクにはシアトル港のことが 書かれています

アラスカクルーズは シアトル発着がメイン あと バンクーバー発着

規制クリアのため カナダ Victoria に タッチする寄港ができることがメリット
な立地ですが

シアトルは クルーズターミナルが二箇所ありますが 一箇所は町外れ(散歩で徒歩
でギリギリ、荷物があれば徒歩アプローチ不可)
もう一箇は街の中心部  なのですが  
既にキャパいっぱいです

幸か不幸か 氷河への乗り入れは 環境保護の観点から 航海できるクルーズ船の数
が限られていますので
これ以上は 船の数は増えないと思います
一週間コースの寄港地はどこも観光開発が済んでおります
二週間ほどのコースは 辺鄙なところに無理やり寄稿することになりますが
  シーズン・気候がネックになります。
  (限られた期間だけの観光客のために過大な投資はできないという限界がある)

いずれにせよ アラスカクルーズのシアトル発着の食料などは原則 シアトルでの調
達です

よって ホーランドアメリカ カーニヴァルが 陸上のランドツアーとの組み合わせ

力を入れることで アラスカ地区の権益(投資をまもる)を維持しようとしているわ
けです。

なお シアトルは 有名な企業 リッチ層  内陸部の湖  島 など 
高級住宅地域 別荘地域 などがあるわけで MS社 ボーイング スタバ (イチ
ロー 任天堂)なども
クルーズに(だけ)依存している街ではありません。
また 港は 島とを結ぶ多くのフェリーが就航しています

南のオレゴン州(ここもワインが有名)、更に下がってサンフランシスコなど西海岸
との抱合せの旅行が楽しめる地域です

田中 博

カテゴリー: 学会ニュース

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