沼田会員から下記の情報をいただきましたので、
配信させていただきます。以下沼田様から↓

お世話になっています。
一部で報道されていますが、タイタニック (TITANIC)やオリンピック(OLYMPIC)など数々の名船を建造したアイルランドの名門造船所、ハーランド&ウォルフ造船所(Harland & Wolff Heavy Industries)が破産しました。

救済措置としてのつなぎ融資の道も絶たれ、現地の入札期日の5日17時までに投資家が現れず、最終的に清算される見込みのようです。

一時は社運を賭けてクィーンメリー2 (QM2)建造の入札を競ったこともありましたが、外洋航路の客船の建造は1961年5月に竣工したP&Oのキャンベラ(CANBERRA)が最後になりました。

日本郵船の欧州航路第一船「土佐丸」も、イスラム(ISLAM)として1892年12月に同造船所で建造されました。

下記BBCの記事にも記載されている通り、2003年以降は船舶修繕事業と、風力や潮流発電装置のタービン建設で事業を継続してきました。

時代の流れとはいへ、158年の歴史を誇る名門造船所が名実共になくなってしまうのは寂しいです。

カテゴリー: 学会ニュース

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