世界的な船ファンの集まりであるWSS(World Ship Society)の月刊誌Marine Newの6月号に、添付のように「ふじ丸」が解体のためにパキスタンに到着したとの記載がありました。
平成元年、「おせあにっくぐれいす」と共に、新造クルーズ客船として完成して、この年は日本のクルーズ元年と呼ばれました。それから33年。コロナ禍が、少し寿命を縮めたようで寂しいですが、こればかりは仕方がありません。
ちょうど、この2年前にカリブ海では7万総トンの、当時、メガクルーズ客船と呼ばれた新造客船「ソブリン・オブ・ザ・シーズ」が登場しており、世界のクルーズ界は大躍進時代に突入しました。