会員の赤井先生から下記の情報をいただきましたので
配信させていただきます。以下赤井先生から↓

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みなさま

コロナも少し落ち着いてきましたが、クルーズ船社は、いろいろなことに追われ
ています。

大型クルーズ船100隻に、1000人の出稼ぎクルーがいるとして、10万人になります。
今後、クルーズ船が動き出すとしても、コロナ前のようになるには、時間もかか
るでしょう。
それまでの間を考えると、クルーを本国へ帰国させるのが妥当だと言えます。
しかし、航空便も限られており、そう簡単ではありません。

そこで考えられたのが、クルーズ船によるクルーの帰国プロジェクトです。アジ
アのクルーズ船はまだしも、アメリカからは、相当な距離があり、長距離を輸送
できるような準備のできたクルーズ船が必要になります。

アメリカから、小笠原諸島を超え、先週末から今週にかけて、マニラに到着し、
お仕事を終えたクルーズ船、お疲れ様です!そして今、マニラ港には、これらの
仕事を終え、また、ルーズ復活時には、出稼ぎクルーを乗せて世界へ向かうため
に停泊している、数多くのクルーズ船が、その日を楽しみに待っています。その
プロジェクトを、少し追ってみました。ク詳細は添付ファイルを参照。

さらに、カリブなどには、今も多くのクルーズ船がその日を待っています。通常
は、世界の港を回っているため、船は散らばっていますが、今は、ホームポート
となるところに集まることになり、そのため、停泊場所を見つける試みがなされ
ています。

以下関連記事、興味ある人へ。

Cruise Ships Take on New Role クルー帰国プロジェクト
https://maritime-executive.com/editorials/cruise-ships-take-on-new-role

Good news as number of crew repatriated to Philippines increases 
これは、13 full charter flights and two commercial flightsによる航空輸送
プロジェクトの話です。
https://www.hellenicshippingnews.com/good-news-as-number-of-crew-repatriated-to-philippines-increases/

Ports Helping Cruise Ships Find Safe Berths バースを探す試み
https://maritime-executive.com/article/ports-helping-cruise-ships-find-safe-berths

赤井伸郎

カテゴリー: 学会ニュース

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